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【ﾊﾞｶｼﾞｬﾈｰﾉ】「最低！！」「…結婚、嘘だよね？」

   


971: 名無しさん＠おーぷん 20/01/21(火)20:18:38 ID:6Z.n2.L1
彼には好きだった女性Ａが居た。
だが何故か、Ａの友人の女性Ｂが
「Ａにお前（彼）は似合わない」
と言い、２人の仲を裂くようなことをしていた。
ＡもＡで
「（彼）君のことは好きだけど、Ｂがダメだっていうから」
と彼の好意を断る。
でも、ラインをしている時や２人でいる時は、
「（彼）君のことが本当は好きなの」
「（彼）君といると落ち着く」
と言い、盲目だった当時の彼は
「いつかＡと付き合うんだ」
と燃えていた。

そんな盲目だった彼と仕事の関係で知り合った私。
飲みにいくことになり、その話をされて
「バカジャネーノ」
と私がＡの事を批判しまくった。
彼は最初は怒っていたが、
「好きならなんでＢの言いなりのままで付き合わないの？」
「それ、あんたのこと良いように使ってるだけじゃない？」
と指摘しているうちに、彼自身
（あれ？）（あれ…？）
と思うようになっていた。
現にＡは、Ａの誕生日やクリスマス前になると急に距離を詰めてきてプレゼントを強請るような事をしていた。
なのでそこもひっくるめて批判していると、彼は目が覚めたのか落ち込んでいた。
ちょうどその頃はＡの誕生日から少し時間が経ち、それまでＡから頻繁に甘えるようなラインが来ていたのに急に距離を置いたような素っ気無い返事になっていたのもあり、彼は
「この流れでフェードアウトするよ」
と言っていた。




その後、何かの縁で私は彼と付き合い始めた。
彼は仕事には真面目で周りからの信頼も厚く、家事も不慣れながらも一生懸命。
すごく優しくて、付き合い始めてから私にはもったいないと思う程良い彼氏だった。
スピード婚になるが、私と彼は半年で婚約してお互いひとり暮らしだったので彼の家に引っ越して同棲スタート、その３ヶ月後には入籍した。
その時はＡからのラインや電話も無かった。

彼もＡのことを忘れていた頃、旦那になった彼と某チェーン店でお茶していたらＡとＢに会った。
私はＡとＢとは面識がなくて最初は気づかなかった。
だけど彼が何かを言いかけた瞬間、
「最低！！」
と言って、Ｂが彼のことを鞄で殴ったので
「ちょっと、人の旦那に何するんですか」
と強めに言うと、
Ａが悲鳴のような声を上げて、床にうずくまった。
Ａは泣きながら
「（彼）君…結婚、嘘だよね？」
と震えながら泣いていて、
Ｂは呆然として立ち尽くしていた。
彼が
「お前とはもともと関係ないだろ！」
と言って『店を出よう』と声をかけてきたが、私はＡに足にしがみつかれ（蹴り飛ばしたかったけど）動けずにいた。

そしたら急にＡがＢに向かって
「あんたのせいよ！」
と叫んだ。
「Ｂが『（彼）君の愛を確かめるには時間が必要、誕生日とクリスマスだけ甘えて、あとは塩対応したら、ギャップにコロっていく』って言ったじゃない！」
とＡ。
それまで呆然としていたＢはＢでＡを睨みつけ、
「はあ？馬鹿じゃない？それは作戦よ、あんたには図々しい馬鹿な女を演じてもらって私が（彼）君に優しくして、あんたを悪女にして私が（彼）君と付き合うつもりだったのよ！」
と叫んだ。

私も彼も
「ええええ…」
とドン引き。
（この２人そういう魂胆だったのかよお…）
とその場から逃げたくなった。
なのでとりあえず２人を置いて、私と彼は自分の支払いをして逃げた。
２人なんか喧嘩してたし。

後日、彼の一人暮らしの自宅がバレていたのか、ＡとＢが別々で
「私と付き合って」「そんな女捨てて、私と付き合ってよ」
て連日来たことがあったので、夜逃げのように引っ越した。
Ａ・Ｂと彼には共通の友人が１人居て、その人のところへ、『彼の居場所を教えろ』と来たらしいが
「うるせえ、黙れ、警察呼ぶぞ」
と言うと二度と来なかったらしい。

それから５年経って、今は転職などもあり、当時住んでた場所から遥か遠くに引っ越して今は平和。
ＡとＢの情報も入ってこないし、どうしてるかも知らないけど。



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