【本当にやった復讐報告スレッド】　より
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自分がやられた復讐。

小学生の時、女のくせに某遊戯カードを集めていた。
カードバトルとかはしなかったけどデザインとイラストに惹かれて、お金を貯めたり親の手伝いとかテストのご褒美に買ってもらったりして、集めていた。
レアとか好きなカードは箱に入れて、放課後の遊びに行く時とか必ず持ち歩いていた。
最初はどや顔で自慢しながら女友達に見せていたけど、興味ないものの自慢されてウザかったのかカードに鼻くそ付けられたことがあり、その頃からあまり見せないようにして鞄に入れて持ち歩くようにしていた。

ある日、友達の家に遊びに行って帰宅したらそのカードケースがなくなっていた。
と電話して聞いてみても、
と言われた。
あまり出さないようにしていたけど
と思ってその日行ったところとか探したり、翌日は聞き込みや貼り紙を作ったりして全力で探したけど成果なし。

でも何故かＡが
とカードを持ってきてくれたことがあった。
その時はＡのことを神だと思って、放課後にお礼にお菓子とかあげたりしていた。

と思った私は、Ａに
と聞いたが、
と詳しくは教えてもらえなかった。
Ａは
と言っていたが、私はカードの裏の丸い黒いところに細マジックで小さく名前を書いていた。
そのカードにも名前があるのを確認したので、
と信じていた私は親に隣町に連れていってと泣いて頼んだ。
けど父に
と怒られた。

父は
とＡを疑っていた。
確かにその日遊びに行った時に、Ａに
といわれたことがあった。
今、思えば確実に黒なんだけど、小学生の私はアホで
とほざいていた。
そんな感じでカードケースは出てくるわけもなく、もう一度集めるのも大変なのでカードは卒業することにして探すのは諦めた。

で、最近のことになる。

Ａが大学入学と同時に独り暮らしするので、引っ越しの手伝いをしに行った。
小学校卒業してからＡとは疎遠になっていたけど、私が実家暮らしで地元にいたのと昔の友達ってことで手伝うことに。
Ａは捨てるものと持ってくものに分けていたんだけど、捨てるもののダンボールに見覚えのあるものがあった。
お菓子の箱に汚い字で
完璧にあの日に無くしたカードケースだった。
それを見つけた瞬間に心臓バクバク嫌な汗ダラダラ、目の前が暗くなった。
と動揺していたけど隠しながら
と聞いてみた。
するとＡは

その日は泣きながら寝たのと、当時の自分のバカっぷりに消滅したくなった。
こっちもやり返そうかとも考えたけど、自分にも落ち度があったと思うし特になんも思い付かないしで諦めた。
逆に小学生で復讐を実行したＡはすごいなと関心してしまった。