『数年前のことは水に流しましょう。でも父のことは許せないので父は来てはいけません。母と娘たちだけ会いに来なさい』とメール送ってきた叔母

叔母は娘(私から見た従姉)のことをとても大事にしている。
私は会ったことないが、話は叔母から耳にタコができるほど聞かされた。
従姉はとても優秀だそうで、真面目で親の言うことをよく聞いて、海外の大学に留学するほど頭がよくて、会社を立ち上げ、同じくエリートな男性と結婚して、早々に子供と充実した日々を送っているそうだ。
悪い人ではないのだが、「あなたたちも従姉のように頑張らなきゃダメよ」と何度も言ってくるので、私や妹は叔母のことが少し苦手だった。

ここまで前提条件。
ここから本題なのだけれど、説明が苦手なので箇条書きでにする。

数年前
・祖母の誕生日を祝うことになり、父の実家に呼ばれる。
・父の実家は新幹線の距離のため、行くのは父だけになり、母や私たちは留守番することに。(今思えば、叔母が苦手で会いたくなかったのもちょっとあったかも)
・揃ったのは祖母、父、叔母、従姉、従姉夫、従姉息子。
・何日か滞在する予定だったのに、早々に父を追い出したと叔母から電話がくる。原因は父が従姉息子に暴力をふるったから。
・父は頑固で口が悪いところはあったけど、休日に疲れてても子供を外に連れ出して遊んでくれるくらい優しい人。だから信じられなくて、帰ってきた父に理由を問いただした。

・父が言うには、祖母の誕生祝いにそこそこグレードの高いレストランで食事をすることになったのだが、従姉息子がとんでもない猿だったらしい。おとなしく席につかず、店の中を裸で走り回り、食事をする他のお客たちにアレを見せて回ったという。
・そんなことをやらかしてるのに、従妹夫婦はまったく止めない。従妹夫婦の教育方針は「叱らない子育て」なんだそうで、従姉息子がなにをやってもいつも傍観してるんだそうだ。
・それで父がキレて従姉息子の頭にゲンコツを叩きこみ「こんなガキを店に入れるな！」と怒鳴って、ギャン泣きの従姉息子を外につまみ出した。というのが経緯だそう。

・「怒るのはもっともだけど、よその子を殴ったのは良くないから、そこは謝ろう」と家族で話合い、父も反省して殴ったことを謝罪。
・けど、叔母の怒りがおさまらず、一家全員父の実家に帰ることを禁止された。


そして現在。
先日、なぜかその叔母から久しぶりに会いましょうとメールがきた。
『数年前のことは水に流しましょう。でも父のことは許せないので父は来てはいけません。母と娘たちだけ会いに来なさい』
かなり要約すると、こんな内容だった。
叔母がこっちに来るそうで、『みんなで会える店を予約しておいてください』とも言ってきてるけど、叔母側が誰が何人来るか書いてない時点で無理だし、こっちにも予定がある。
第一、水に流すと言っといて父を許さないのが意味分からない。
断りのメールは送ったけど、本当になにがしたかったんだろう。