【→】『私は嫌いなんです！』

昨今いじめについて色々と話題が出ているけど、自分が出会った人物が忘れられずにいる。

その人とは大人になってから『趣味が合う』って事でSNSで知り合い、隣県住みだったのでたまに会う仲にまでなった。
その中で彼女が
と言った時、私は『えっそうだったんですか』じゃなくて
と思ってしまった。

メインの交流がSNSだったから彼女と他人との会話も見えちゃってたんだけど、
誰かが『この映画面白かった～』的な事を言えば、彼女は
みたいな感じで、




これだけならまだ周りが大人になれば大丈夫だったんだけど、彼女は人の触れちゃいけない部分も平気で否定していってた。
例えばサッカーがものすごく好きで周りが『あの人といえばサッカーだよね』くらいの人に向かっても、
とか言っちゃう。
親と喧嘩して落ち込んでるような人に、聞こえるように
とか言っちゃう。
ハタから聞いてて
と思っていたら、案の定大丈夫じゃなかったようで、後日
なんて言ってた。
これがまた彼女に対して『あの映画どうだった？』とか『サッカー好き？』とか聞いての返事だったら全然構わないと思うんだけど、聞かれてもないのに自発的に
って言いにいっちゃうのが不可解でしかたなかった。

こんなこと言うと怒る人もいると思うんだけど、
あんなふうに人の神経を逆なでするような事ばっかり言ってたらそりゃ嫌われるだろうし、小学生の精神だったらハブられるところまでは正直しかたがない、とすら思う。

自分が知り合ったのが大人になってからだったから、優しい人がそれとなく注意してたりもした。
だけど後日、SNSで
などと言っていた時にはビックリした。
思った事は別に言っていいと思う。
ただ、相手を否定する頻度とか言い方とか、その後その人に嫌われるかもしれないリスクとか…みんな大なり小なり意識するなりしないなり、判断しながら会話していると思う。

結局自分もあまりうまくいかなくて疎遠にしてしまったんだけど、いじめの話題が出るとどうしても彼女の事を思い出してしまう。