井戸端アンテナ

子育て・家庭板中心の2chまとめアンテナ

看護実習生の「大丈夫!」の言葉で、父は帰ってくるものだと信じていた

   

今までにあった修羅場を語れ【その13】
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1441082815/

868 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:2015/10/10(土)09:57:16 ID:VNH [1/2]

20数年前の話だけど…。
私が小学2年生の頃に父に癌が見つかってね。
年齢的に進行が早くて気付いた時にはもういろんなとこに転移しちゃっててどうしようもなくなってたみたい。
だから両親が話し合って私達姉妹に本当の事を全て伝えて、その上で「その日が来るまでにたくさん思い出を作ろうね。」って決めたんだ。
旅行やキャンプなんかして思い出作りをしてたんだけどまぁ順調に癌は進行していってさ。とうとう倒れちゃって病院に緊急入院。
ありがたい事に両親は子供の私達に包み隠さず父の病状や今後なにが起こるかを伝えてくれてたから子供ながらに父の死に対して覚悟はしてた。
そんな私達の姿を不憫に思ったのかな?
看護師見習い?看護実習生?みたいな若そうな人が「大丈夫!お父さんはきっと良くなるからね!元気になるからね!」って言葉をかけてくれたんだ。
いくら覚悟してたって言ってもやっぱり父にはまだまだ生きててほしいし元気になってほしかった私達はその言葉をそのまま信じちゃってさ。
さすがに今なら「励ます為にそう言ってくれたんだな。」ってわかるけどねw
パパは死なない!パパは病気を治して退院する!って私達は言い張って父の病室にあまり行かなくなってしまった。


 - 未分類