実家の猫は、抱かれるのを嫌がる子で膝にも乗ってくることなかった。

実家の猫は、抱かれるのを嫌がる子で膝にも乗ってくることなかった。
寿命（19歳）というか病気（腎不全）で亡くなる前の夜、なんとなく目が合い、普段はそんな事しないのになぜか自分は座っている自分の膝をポンポンと叩いた。
そしたらヨロヨロとしながら初めてその猫が膝に乗ってきてくれたんだよな。
実家の猫と言っても子供だった事もあり世話や餌やりなんかはもっぱら親がやってたし、
妹みたいに気まぐれに構うこともなかったのに親が不在の時に餌を与えたぐらいだった。
ソイツなりに寿命を感じていて、最後ぐらいと思ったのか。