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私は生卵が食べられない。アレルギーではなく嗜好の問題。→彼氏の実家へ食事に行った結果…

   

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350: 2019/02/16(土)07:36:10 ID:s3A
私は生卵が食べられない。半熟もダメ。
これはアレルギーじゃなくて嗜好の問題で、しっかり火を通してある卵は平気。むしろ好き。
飲食店の卵料理は半熟になってることが多いので、食べないことにしてる。
でも「オムライス専門店」のような所に行かなければ、卵料理以外のメニューがあるので、外食に問題はない。
友人や同僚など、一緒に食事をする仲の人には、生卵は食べられないことを伝えてある。

外食はいいんだけど、友人宅に遊びに行く時、前もって生卵は食べられないことを伝えておいたのに月見そばを出され
「本当においしいものを食べれば、好き嫌いがなくなるよ☆」
みたいなことを何回かやられたことがある。
だから私は付き合いの長い信頼できる友人や、家族以外の手作り料理が苦手。
結婚を考えている彼氏から、家に食事においで、と言われた時も、
「ご家族と食事するなら、レストランで」とか「食事は店屋物で」と言ったけど、
「母さんは料理が上手だから! 卵の事はちゃんと言っておくから」で、押し切られた。

約束の日、彼氏の家に行くと、テーブルの上を埋め尽くすような料理を出された。
卵類は、ちゃんと火を通してあるようだ。ちゃんと言っておいてくれたんだな、と安心した。
食事を初めてすぐ、彼氏が声を上げた。
「母さん、出し巻きなんて作ったの? (私)は卵アレルギーだって言ったじゃないか」
その言葉を聞いた途端、彼姉がさっと表情を引き締めて
「(彼氏)、(私)さんが卵アレルギーだって本当?」
「本当だよ。だからちゃんと母さんに言っといたのに」
彼姉さんが青ざめた。私も改めて、テーブルの上の料理を見る。
どの料理もどの料理も、卵を使ったものばかりだ。
ちらしずしもサラダも炒り卵が混ぜ込まれているし、吸い物はかき玉汁、一人一つ茶碗蒸しが出され、大皿にてんぷらが盛ってある。
彼姉が怖い顔で「お母さん、どういうこと」
彼母はしれっと「え、これ、除去食よ。卵は使ってないから」
「私が調理を手伝ったの忘れたの? たくさん卵使ったでしょうが!」
彼母はもごもごと
「卵を使ってない料理もちゃんとあるし…」
卵を使ってないと確信できる料理は刺身だけ。そしてその刺身は、私の席からは離れた、箸が届かないところにある。
それまで黙っていた彼父が、穏やかに
「(私)さん、わざわざ来てもらって申し訳ないが、今日は急用が出来てしまったので、これで解散にしていただけないだろうか。」
彼父はさらに足代をくれようとしたんだけど、そちらは丁寧に謝絶した。
そして帰る前に
「(彼氏)くん、私は卵アレルギーじゃないよ。生卵がすごく嫌いで、食べられないだけ。ちゃんと説明したよね?
だからこの料理を食べても問題ないけど、(彼母)さんは、私が卵アレルギーだと思った上で作ったんだと思うと、流すことはできないよ」
「え… え?」
な反応の彼氏を置いて、そのまま帰った。

彼氏はその後、「(私)は、卵アレルギーだと言って俺を騙した! 俺母を試そうとした!」
と騒いだんだけど、私が生卵を食べられないだけどアレルギーはない、という話はちゃんとしてあったので、
彼氏が周囲の人から「いや、アレルギーじゃなくて嗜好の問題だって、ちゃんと言ってたよね?」と言われて終わった。
たまに彼氏の話を真に受けて説教しに来る人もいたけど、
「ちゃんと私は嗜好の問題だって言ってあったし、彼氏に卵料理を作って、一緒に食べたこともある(事実)」
というと黙った。
別れ話を切り出すと、なぜか抵抗されたけど、共通の知人で信頼できる人が間に入ってくれたので、きちんと別れることが出来た。
しかし本当に、私は元彼の目の前で、何回も卵や卵入り食品を食べていたのに、なぜ卵アレルギーだなどと誤解されたのか。


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