10年前、とある俳優を降板させようと活動したのが私の黒歴史。

10年以上前、某俳優を降板させようと活動したこと。
人気の舞台でキャスティングされた俳優が自分の思う役のイメージと合わなくて気に食わなかった。
そこに、その俳優の素行についての良くない噂を聞きつけたので、これ幸いと当時流行っていたSNSで俳優の素行に抗議するコミュニティを見つけて参加し、「役者としてどうかと思う」といった感想日記を書き、舞台関係の色んなコミュニティの参加者に足跡をつけまくった。
思惑通り、足跡を辿って来た人々が日記を読み、抗議コミュニティには5000人近く参加したと思う。
それを見届けて日記は消し、関係コミュニティも退会した。
俳優は降板し代役が立てられたけど、その代役もイメージとは違っていてちょっとガッカリした。制作側の今回の役の方向性はこうなんだな、と諦めたら舞台を楽しめた。
舞台後、代役の俳優が順調に活躍していったのは良かった。

見た目のイメージが合っていれば、俳優に素行の良さなんて求めていなかったのに降板させるための主張として利用したのは黒かったと思う。
それと、一生懸命やっておきながら、実は役にそこまで思い入れはなかった。この役だからこそ、拡散したらみんな動くことを確かめたくてやった。