【過】「まぁ、あの時は若かったわ~!」
635: 名無しさん@おーぷん 21/12/03(金)02:20:05 ID:Ep.ze.L1
妹(当時中学生)が『クラスメイトをいじめた』って大騒動になったことがあったが、10年近く経って思わぬ所からそれが嘘っぱちだったと発覚した。
随分長いことこの件で揉めて、やっと落ち着いたんでこちらも肩の荷が降りたというかほっとしたというか。
妹は自分とは対照的に運動部で活発なタイプ。
『明るくて誰からも好かれる子』と同級生の妹から聞いていた。
ただシャイな面もあって、誰かを率いてってタイプでは無かったし、イジメの話も信じ難かった。
両親が学校から呼び出され、『いじめられた』という向こうの親子と話し合いをした。
被害者だというA子は、とにかく『(妹)とは同じ空間に居られない』と保健室登校していたが、
担任・顧問・学年主任や多くの先生方が話し合い、
当時交際していたO君が何より支えになってくれたらしく、その年頃じゃ冷やかされるだろうに雨の日も雪の日も妹の事を朝迎えに来てくれていた。
父もさすがに何も言えない、どころか出張先からお土産を買ってくる程、感謝していた。
精神的に落ち込んで第三希望への進学となったものの、引き籠もりになったり最悪の展開は回避できたと思っていた。
2年前、社会人になった妹が項垂れて帰宅してきた。
憧れの仕事に就いて毎日楽しそうにしていたので心配になり、
聞いた所、A子が
A子は中学一年生の頃、幼馴染であるO君に気があったが、妹と付き合いだしたのが気に食わなかったそうだ。
『すぐ別れるだろう』と思ったが、思いの外長続きしているので痺れを切らしてあんな事をしたらしい。
それを聞いたA子同期の1人が、イジメられた経験があったらしく、そんな事を言うA子にドン引き。
その同期の大学からの親友がA子と同じ中学のため、親友にその事を話したところ、親友の中学時代の仲良しグループの1人が妹と同じ部活のメンバーだったのでそこでこの話が共有され、妹の耳に入る事となったらしい。
怒りに任せO君に連絡し、
その事で自己嫌悪し泣いていたらしい。
話を聞いた両親は、『やはり(妹)はイジメなんてしていなかった。戦ってやれなくてすまない』と泣いていた。
中学生の妹が月経も止まり5キロも痩せ胃潰瘍になる程のストレスを抱えた半年の事を思うと、
だがその後が長かった。
O君も寝耳に水で絶句。
経緯は知らないが、
妹は
妹も自分も父も地元から通勤先は電車で1時間弱掛かって通っていたので、転居してもさして問題は無かった。
会おうと思えば友人とも会えるし、地元だけで完結する程の田舎じゃなかったのが幸いだった。
『訴状でも届かない限りは無視』と決めていたので、その後の事は地元の奴からの伝聞だが、
特にA子に大きなバチが当たったりしていない辺りに腑に落ちなさを感じるものの、悪事が暴かれて妹の名誉が回復された事は良かったと思っている。
ただ、妹の辛い記憶やトラウマはどうにもならないので、A子には二度と目の前に現れないで欲しいし、出来れば幸せになって欲しくはない。
随分長いことこの件で揉めて、やっと落ち着いたんでこちらも肩の荷が降りたというかほっとしたというか。
妹は自分とは対照的に運動部で活発なタイプ。
『明るくて誰からも好かれる子』と同級生の妹から聞いていた。
ただシャイな面もあって、誰かを率いてってタイプでは無かったし、イジメの話も信じ難かった。
両親が学校から呼び出され、『いじめられた』という向こうの親子と話し合いをした。
被害者だというA子は、とにかく『(妹)とは同じ空間に居られない』と保健室登校していたが、
「クラスできちんと勉強したいので(妹)を保健室登校にして欲しい」
と要求していた。担任・顧問・学年主任や多くの先生方が話し合い、
異例だがA子を教室に戻し、別フロアのクラス(中3のクラスは2階と3階に分かれていた)に妹を編入させる事になった。
『A子が嫌な思いをした』『意図せずに誰かを傷付けてしまう事もある』『思春期の子供同士の相性というのも難しいものがある』と大人同士として色々と落とし所を探した末の結論だった様。「(妹)だっていくらなんでもそれは辛いんじゃないか」
と両親は転校も考えたが、同じ部活の子達と親が協力してくれて、卒業まで半年だったが新しいクラスになんとか馴染んで卒業出来た。当時交際していたO君が何より支えになってくれたらしく、その年頃じゃ冷やかされるだろうに雨の日も雪の日も妹の事を朝迎えに来てくれていた。
父もさすがに何も言えない、どころか出張先からお土産を買ってくる程、感謝していた。
精神的に落ち込んで第三希望への進学となったものの、引き籠もりになったり最悪の展開は回避できたと思っていた。
2年前、社会人になった妹が項垂れて帰宅してきた。
憧れの仕事に就いて毎日楽しそうにしていたので心配になり、
「ミスでもしたか~」
と明るく声をかけた所、泣き出した。(やらかした)
と思い必死で謝ると、「そうじゃない」
と。聞いた所、A子が
「(妹)からイジメられている」
と言ったのは、『そう感じた』のではなく「完全に狙ってついた嘘だった」
と。A子は中学一年生の頃、幼馴染であるO君に気があったが、妹と付き合いだしたのが気に食わなかったそうだ。
『すぐ別れるだろう』と思ったが、思いの外長続きしているので痺れを切らしてあんな事をしたらしい。
「まぁ、あの時は若かったわ~!」
と、A子の結婚を祝したA子会社の同期との飲み会でA子自身が話したらしい。それを聞いたA子同期の1人が、イジメられた経験があったらしく、そんな事を言うA子にドン引き。
その同期の大学からの親友がA子と同じ中学のため、親友にその事を話したところ、親友の中学時代の仲良しグループの1人が妹と同じ部活のメンバーだったのでそこでこの話が共有され、妹の耳に入る事となったらしい。
そしてなんと、A子の結婚相手がO君だった。
そんな嘘をつかれていたこと、そしてそれを若気の至りとして面白おかしく他人に話している事に妹は激怒。怒りに任せO君に連絡し、
「あんたの結婚相手がこんな事を言いふらしてる。
本当なら私に謝罪すべきだし黙らせろ!」
とブチ切れ。本当なら私に謝罪すべきだし黙らせろ!」
その事で自己嫌悪し泣いていたらしい。
話を聞いた両親は、『やはり(妹)はイジメなんてしていなかった。戦ってやれなくてすまない』と泣いていた。
中学生の妹が月経も止まり5キロも痩せ胃潰瘍になる程のストレスを抱えた半年の事を思うと、
(そんな幼稚な理由で…)
とやり場の無い怒りに震えた。だがその後が長かった。
O君も寝耳に水で絶句。
経緯は知らないが、
A子とO君の結婚話が飛んだ。
その一連の流れにA子がブチ切れで犯人探しをし、「(A子同期・その親友・親友グループ・妹を)名誉毀損で訴える」
と大騒ぎして偉い騒ぎになった。しかし騒ぎになった過程で中学の同級生達や親にどんどん話が広がり、『A子のした事こそイジメだ!陰湿だ!』とA子に抗議したり縁を切る者も現れる始末。
騒動が当事者達の手から離れだしてしまった。妹は
「これから何が変わっても時間は返ってこない、A子には関わりたくない」
と言っていたので両親の地元である隣県に引越した。妹も自分も父も地元から通勤先は電車で1時間弱掛かって通っていたので、転居してもさして問題は無かった。
会おうと思えば友人とも会えるし、地元だけで完結する程の田舎じゃなかったのが幸いだった。
『訴状でも届かない限りは無視』と決めていたので、その後の事は地元の奴からの伝聞だが、
A子一家は針のむしろ状態が堪えたのか引っ越していったらしい。
誰も訴えられていないそうだ。特にA子に大きなバチが当たったりしていない辺りに腑に落ちなさを感じるものの、悪事が暴かれて妹の名誉が回復された事は良かったと思っている。
ただ、妹の辛い記憶やトラウマはどうにもならないので、A子には二度と目の前に現れないで欲しいし、出来れば幸せになって欲しくはない。
バカさゆえ…。