【本当にやった復讐報告スレッド】　より
http://bbs.doorblog.jp/archives/11560413.html

いろいろとフェイクあり。

昔から
と思ってた。
例えば、性別が同じ姉のお下がりなのはしょうがないけど、私も着たいと思って『可愛い』って言ってた服は、なぜか他の親戚やバザーは母親の友達の娘のところへ、私にはただただシンプルなものだったりシミがついてるものだったり傷んで繕ったものが来たり。
お小遣いは３歳下の弟と同額だったし、姉や弟はちょくちょく別にお金貰ってたり。
と悩んだこともあった。

中学に入るころには似た境遇の子もいて、中間子差別あるあるみたいな話も出来たけど、今思えばそんな子たちすら私の境遇にドン引きしてた。
田舎で中高は私立とかほとんどなかったけど、あったらそのあたりもたぶん差をつけられてたと思う。

もちろん姉や弟はお金を出してもらって遠くの大学へ。
私は普通科高校すらなんだかんだ遠回しに否定されて結局、高卒で就職。
その後は実家にお金を入れてて、それは一人暮らしが始まっても続いた。
もちろん姉や弟はお金は一銭も入れてないし、たまに帰ってきたらお小遣いもらってたみたい。

そんな実家だったが、母親が怪我してしばらく介助が必要になった。
その世話をしに行ってたら、
まだ５０とかで若かったのでびっくりした。




すぐ姉に連絡したら、姉が
と。
弟も似たような感じで、手も出さない、金も出さない、私に『面倒みろ』と口は出すだけ。
自分にも仕事があるから無理だし、そもそも認知症は面倒みればいいって問題でもない。
それに自営の家業はどうするんだろうか。
実際困るしどうにかしないといけないから何度も連絡してたら、我慢できなくなったのか姉が
と言い放った。

と。
そう思ってそう言ったら、なんと
云々と言われた。
そっからは血の気が引いたような逆に沸騰したような感じであまり覚えてないが、確か
と笑われた記憶がある。

別に姉とも弟とも仲が悪かった覚えもないし、子供の頃も意地悪はされなかった、と思う。
両親は待遇に差をつけてたが、虐待と言うほどのこともされてなかった。
どうやらそれは、貰われてきた子供に対する接し方だった？んだろうか。
『自分はきっと両親の本当の子じゃないんだ』がビンゴだったとは…。

話すらしていない。
出来る限りすぐ引っ越して、しばらくして仕事も変えた。

親の愛情に差があるのは辛かったけど、逆に
とも思えた。
なんとなくだが、『実子とおなじ愛情をかけてはならない』と一線を引かれてたように思う。
そんな親とはいえ血の繋がりの薄い自分を育ててくれた恩はあると思うが、養子にした以上は養育は親の義務とも思うし、それでも『恩がある』と言うならそれこそ姉や弟の方が大きな恩があるだろう。
彼らがあの家から支援されたお金、私があの家に入れたお金を考えると、
と思ったし、特に後ろめたいとも思えなかった。
復讐と言うにはささやかだが、恨み自体大したことがなかったんだろうと思う。

行政から連絡があったこともあったが、私が養子で待遇に差があったことを伝えると、すぐ『なるほど分かりました』と言われ、以後はかかってこなくなった。
何度か転々としてるうちに、天涯孤独という男性とお付き合いをし、結婚して子供も出来て、仕事もパートする程度で何不自由なく幸せに暮らすことが出来ている。

特に養親や姉・弟のことを思い出すこともなかったのだが、地元の友人の所に姉から連絡があったようで、それで調べた。
（と言っても実家近所で唯一私と仲が良くて姉と仲が悪かった知人に聞いただけだが。）

実家は養父の認知症が進行し、その世話をさせるべく姉と弟が私を探し回り、それで私が養子と知れたらしい。
家業は養母が怪我をおしてどうにかしようとしたが、ボケた養父が在庫すべて台無しにして、廃業せざるを得なくなったそうだ。
借金もあったがそれは全部清算されて、実家は跡形もなくなったみたい（最近ストビューで見た時には更地になってた）。

（知人はなぜそんなことまで知ってるんだろう…？）
（知人はなぜそんなことまで…。）
本当だろうか？

その後、何年も経ったが今はどうなってるのかわからない。
知人も『知らない』と。

直接血のつながった家族なんだから、今の私のように一緒に仲良く暮らしていて欲しいと願うばかりだ。