【/】それで何かが切れてしまった。
700: 名無しさん@おーぷん 22/01/23(日)15:43:47 ID:wyYp
もう三十数年も前のことだけど。
高校生の時、親が離婚して母親に引き取られ、母親の地元に引っ越した。
母親の実家がそこそこ金持ちで、『公立なんかより私立に!』ってことで私立高校に転入した。
親が離婚するまで普通の公立高校で安気に通ってて、親が離婚するなんて一度も考えたことなく幸せに暮らしてたから、私の前では仲良さげに会話してたのに実は仮面夫婦だったって初めて知って奈落の底に突き落とされたぐらいにショックだったし、新しい高校では友達どころか苛めにあって、世界が一変。
たぶん、当時の私は暗い目をして卑屈に下ばかり見てるような子だったと思うから、苛めのターゲットを探してる子にはピッタリなエサだったと思う。
物を隠されるとか、伝達事項を秘密にされるなんてことは当たり前。
わざとぶつかったり足を引っかけて、転んだ私をみんなで笑うなんてのも日常茶飯事。
転んだひょうしにスカートがめくれあがってるのをゲラゲラ笑ってた。
大事にしていた巾着袋を焼却炉で焼かれたこともあった。
家に帰っても祖父母と母が喧嘩ばかりしてるし、誰も私のことなんて見てくれない。
本当に
成績はどんどん下がって、前の高校が偏差値の高い進学校だったから、先生からも
高校生の時、親が離婚して母親に引き取られ、母親の地元に引っ越した。
母親の実家がそこそこ金持ちで、『公立なんかより私立に!』ってことで私立高校に転入した。
そこでそれこそ自殺を考えるぐらい苛められた。
親が離婚したことを知った同級生が、何が気に入らないのかそれをネタに『片親のくせにこの高校に入学するなんて生意気だ』
みたいな。親が離婚するまで普通の公立高校で安気に通ってて、親が離婚するなんて一度も考えたことなく幸せに暮らしてたから、私の前では仲良さげに会話してたのに実は仮面夫婦だったって初めて知って奈落の底に突き落とされたぐらいにショックだったし、新しい高校では友達どころか苛めにあって、世界が一変。
たぶん、当時の私は暗い目をして卑屈に下ばかり見てるような子だったと思うから、苛めのターゲットを探してる子にはピッタリなエサだったと思う。
物を隠されるとか、伝達事項を秘密にされるなんてことは当たり前。
わざとぶつかったり足を引っかけて、転んだ私をみんなで笑うなんてのも日常茶飯事。
転んだひょうしにスカートがめくれあがってるのをゲラゲラ笑ってた。
大事にしていた巾着袋を焼却炉で焼かれたこともあった。
家に帰っても祖父母と母が喧嘩ばかりしてるし、誰も私のことなんて見てくれない。
本当に
(死にたい)
ってそればっかり考えてた。成績はどんどん下がって、前の高校が偏差値の高い進学校だったから、先生からも
「期待したのに、なんなのこの成績!」
とか言われて。それで何かが切れてしまった。
701: 名無しさん@おーぷん 22/01/23(日)15:43:53 ID:wyYp
翌日、苛めのボスであり、最初に母子家庭を嘲笑した同級生(A子とする)をカッターで切りつけた。
やることやったら屋上から飛び降りて死ぬつもりだったけど、先生ふたりに取り押さえられた。
そのあとのことはあまりよく覚えてないんだけど、てっきり
そんな事したって生徒の口に戸は立てられないし、実際それから何年も経ってからだけど、A子の状況も耳に入ってる。
当時、日本中がある事件の話題で大騒ぎだったから、『子供が暴れた』ぐらいの認識だったのかもしれない。
その後、父方の祖父母に引き取られ、養女になって姓が変わったおかげでその事件は誰にも知られず、高卒で就職して二十代半ばで結婚した。
子供もふたり産んで、すでに独立している。
夫も子供たちも、母親にそんな過去の闇があったなんて全然知らない。
A子は今どうしてるんだろう。
私はサイコパスなのかも知れない。
顔を狙って2~3回振り回した。
手ごたえもあった。
ちゃんと朝のうちに新しい刃に変えておいたからよく切れた。やることやったら屋上から飛び降りて死ぬつもりだったけど、先生ふたりに取り押さえられた。
そのあとのことはあまりよく覚えてないんだけど、てっきり
(鑑別所とか言うところに入れられるのかなー、案外その方が平和かなー)
なんて思ってたら、なんかよく分からないけどA子の親の方が『穏便に』
って言ってるらしくって、『(私)が転校することで不問にする』
みたいな、なんかそう言う事だったみたい。そんな事したって生徒の口に戸は立てられないし、実際それから何年も経ってからだけど、A子の状況も耳に入ってる。
顔を40針ぐらい縫ったらしい。
たぶん顔だから傷が残らないように小さく細かく縫ったんだろうけど、“40針” って聞いても『悪かった』なんてこれっぽっちも思わなかった。
傷が消えたのかどうか、そこらへんは知らない。当時、日本中がある事件の話題で大騒ぎだったから、『子供が暴れた』ぐらいの認識だったのかもしれない。
その後、父方の祖父母に引き取られ、養女になって姓が変わったおかげでその事件は誰にも知られず、高卒で就職して二十代半ばで結婚した。
子供もふたり産んで、すでに独立している。
夫も子供たちも、母親にそんな過去の闇があったなんて全然知らない。
A子は今どうしてるんだろう。
今でも『悪かった』とは1㍉も思ってない。
『やり過ぎた』とも思ってない。
寧ろ、あそこで死ぬつもりだったのに生かされたおかげで今、けっこう幸せだったりする。私はサイコパスなのかも知れない。
The Critical Level of Alarm ( 収録アルバム: Flash Slash, Vol.6 )