【復讐】3-622 「はやくよくなってね」「今までごめんね」「戻ってきたら遊ぼうね」

はじめて書き込みます。
もう何年も前のことなので、矛盾があるかと思いますがご容赦ください。


自分は小学校２年生の時に、親の仕事の都合で田舎の学校に転校してきた。
その当時人見知りが激しく体格も小柄だったため、すぐにイジメのターゲットにされた。
最初のうちは無視やわざとぶつかってきたり上履きや鉛筆などを隠される程度だったが、学年が上がる度にどんどんエスカレートしていった。

３年生の時は、仲間はずれやクラスで飼育していたメダカの水槽に本や教科書・ノートを投げ込まれゴワゴワにさせられたり。
４年生では
と冤罪をかけられたり、水泳パンツを切り刻まれたり。
机と椅子を窓から放り投げられ、
等と言われ、壊れた椅子と机を使わせられた上にお金を取られた。

すぐに担任に話したのだが
と取り合ってもらえず、両親に
と毎日のように連絡された。
親も先生を信用したのか、殴る蹴るで助けてくれなかった。

５年生になると更に酷くなった。
給食は食べさせてもらえないか、全部混ぜられ牛乳をかけられて
と床に落とされたのを頭踏みつけられて食べさせられたりした。
担任はただ見ているだけだった。。
トイレに連れ込まれ、
と殴られたり飲まされたりもした。

ある日、３年生だった弟がターゲットとなり階段から突き飛ばされた。
幸いなことに軽い捻挫程度で済んだ。
自分のせいで弟までやられたことでプツンとなにかが切れた。
その日の授業中に
と担任に土下座（俺だけやらされるルール）し、教室を出て開いてた図工室の窓から発作的に飛び降りた。

俺は両足を骨折し頭を強打したらしく、一週間ほど意識不明で入院する事になった。
学校側は両親に
と適当な事を言い、意識が戻ってすぐに俺を両親は殴ってきた。
と病室で一人考えていた時、俺の爺さんが来た。

爺さんは変わった人で、いつも酔っぱらい所構わず煙草をスパスパ吸って博打ばかり打つ人だった。
病室に来ると窓を少し開け煙草を吸いだしポツリと
と言ってきた。
俺はぎょっとしたが、
と思い、
と嘘をついた。
と俺の折れてる足を握ってきた。
あまりの痛みに悲鳴を上げると看護師さんが来て爺さんを連れていった。

次の日、また爺さんが来て
と聞いてきた。
俺は泣きながら爺さんに全て話した。
誰に何を言われ、誰に何をやられたのか。
思い出せる限り全部話した。
爺さんは事細かにメモを取り、俺が話し終わると頭を殴り、
と言って病室を出ていった。

その後、爺さんは学校にバットを持って殴り込みに行き、担任や校長などと話をしたそうだ。
イジメについて事細かに調査するようにと半ば脅したように話を着けた、と後から聞かされた。

すぐに生徒への聞き取りが始まり、個人個人で聞いていったところ、
などとクラス全員で罪の擦り付けあいが始まった、と聞き取りに立ち会った爺さんが教えてくれた。
担任は
などと言っていたそうだ。

両親はこの話を聞き、夫婦揃って丸坊主になり謝罪してきた。
今まで中の良かった模範的学年はすぐにメッキが剥がれて学年崩壊となったそうだ。

新しい担任がすぐに当てられ、俺の病室にも来て寄せ書きを持ってきた。
等と書かれているのに吐き気がした。

爺さんはそれを奪い取りライターで火をつけ窓から投げ飛ばした。
とがめる担任に
と怒鳴り、担任は二度と来ることがなかった。

俺は５年生の後半と６年生のまるまる一年の勉強をせず、爺さんの「社会勉強」という名の心のリハビリを受けた。
今では就職もしてまともに生活をしている。


お盆ということもあり亡くなった爺さんの事を思いだしここに書き込みます。
御目汚し、長文申し訳ありません。

爺ちゃん…

いい爺ちゃんだな

俺の母校でも、やくざの大物組長さんの妾の子と知らずに単なる母子家庭だと舐めてかかってそれやった担任が、ある日突然に行方知れずになったって噂があったよ