ガタガタする調子の悪い機械を一生懸命叩いて直そうとする店長

前に働いていた小さな喫茶店のコーヒーマシンの話。
マシンは古くはないんだけどｳｨｰﾝﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟってたまに動作停止する。
そんな時は店長(女、元ヤン)がバシバシ叩いたり
撫でたりするとなぜか復活するのでそのまま使っていた。

ある日自分と店長で入っていたとき、コーヒーマシンの調子がおかしくなった。
あらら…………って様子を見ていたら、
なんかいつもよりおかしくてｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｳｨｳｨｳｨｰﾝﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟって喚くように鳴り始めては
アワワワしていたら店長がいつものように叩き始めた。

私「ちょ、さすがに無理ですよ。業者呼びましょう」
店「大丈夫。今まで私が直したんだもん！」ｳｨｳｨｳｨｰﾝ!ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ
私「止めてくださいってば！怪我したらどうするんですか」
店「いーやーだー！絶対直す！」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｳｨｳｨｳｨｰﾝﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ!
私「子供みたいなこと言わないでください！」
店「でも…………」ｳｨｳｨｳｨｰﾝｳｨｰﾝ……
私「あ」
店「ほら！(どや顔)」
私「………一回業者呼びましょう」

ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀする機械に一生懸命バシバシする店長。
みてるこっちはハラハラでした。