結婚して30年。人格否定をするような暴言を義父から受け続けてきた

結婚して３０年。人格否定をするような暴言を舅から何度か受けてきたが、
ここ数年その頻度も内容も、ひどくなって来ていた。
１人暮らしの義父の身の回りのサポートのため、月に何度か行っていたが、
そのたびに傷ついてくたびれ果てて帰宅するようになっていた。
言うだけ言えばすっきりするのか、あとになると猫なで声で、悪かった悪かったと謝ってくる。
それはまるで二重人格のよう。
自分は口は悪いけど、人は善いのでこらえてねと、自分勝手な言い分で。

あんなひとい親でも親は親、義母が亡くなってから、
一人暮らしで不自由している舅に、冷たくはしきれず
こらえてきたけれど、先月どうにももう耐えられなくなった。
夫もさすがにひどいと思ったのか、嫌ならもう実家に行かなくてもいいし、
電話も取らなくていいと言ってくれた。

口を聞かなくなってからひと月。
以前はうちに用事があるときは、私の携帯のほうに電話をしてきた義父が、
かけづらくなったのか、夫にかけてくるようになった。
そして先日は早朝主人に電話をかけてきた時に、
私に謝りたいから電話を代わってくれないかと言ったらしいが
たまたま主人は、仕事の都合で早く家を出て出社途中だった。
謝りたいとくれぐれも伝えてくれと言ったらしいが、そのわりに、私にはかけてこない。

夫曰く、「あんなに暴言をはく割には実は意気地がない。自分からはかけられないんだろう」
伝言を頼んで、私からかけてくるのをどうやら待っているらしい。
なんて自分勝手。
本当に謝ろうと思うなら、バツが悪かろうがどうあろうが、私に直接かけてくるべきだろうに。
もうすぐお彼岸。けれど行かなくていいと夫も言う。
電話も、私自身がかけてもいいと思うまでかけなくていいと言う。

結婚３０年。これまでは、こらえてやってくれという姿勢だった夫が
ここまで言ってくれるようになったのも初めてだ。それはある意味ラッキー。
今までどんなに腹立たしく思っても、
舅も年が年なので、私が無視でもしている間にもしものことがあったら
後味が悪いからとこらえて接して来たが、
もうそうなってもいいと思っている。