【(v^ｰﾟ)】「私に任せて☆」

今から怖い話を書くよ。

以前住んでたマンションは駅前にあった。
駐輪場に鍵がかかるタイプではなかったので、不法駐輪があった。
ラックに勝手に停めたり、空いている場所に放置していたり。
管理組合で話し合って、駐輪シールを張っていない自転車は発見次第外に出すことになった（確実に行政に撤去される）。
実際、いつも同じような自転車が何台か停めてあったから。

そのようにした数日後、複数人のパパママさんらが抗議に来た。
不法駐輪の持ち主たちだった。
って。
子乗せタイプの電動自転車だったから「親だろうな」とは思ってた。




管理人さんがきっちり説教してくれたんだが、
→「前に有料の駐輪所あるでしょ、空きがありますよ」
→「だからってなんで勝手にうちに停めていく？不法侵入ですよ」

ここで、その場に居合わせた住人みんなが
ってなった。

最初は、遊びに来た時にちょっと置いておくくらいだったのが、段々
と言われるようになり断れなかったとか。
でもＡさん、不法駐輪の話し合いの時は撤去に賛成してたんだけど。

Ａさん、不法駐輪親たちに
みたいなことを言って、こちらも事実確認のために不法駐輪親たちに一旦帰ってもらった。
もちろん、
と言って。
Ａさんはママ友がいなくなったら急にしおしおと泣き出して、
とか、
とか、まあとにかくどうにかして駐輪場を無断使用させようとしてくる。

だからみんな言ったよ。
って。
って。
Ａさんは黙ってた。

そしてさ、その後私が見たものはね、

不法駐輪ママ友らが毎朝次々に自転車をマンション前に乗り捨てていくの。
それをさＡさん、順々にエレベーターに運んでさ、自宅のポーチとか自宅内に運び入れてるのよ（各部屋の前に広めのポーチがある）。
旦那さんはその時間はもういないっぽいんだけど、子供はいるから登校前に体を小さくして（自転車で自宅の廊下が埋まっているから）しゃがんで出てくるし、Ａさんは出かける時に鍵もかけられない。
んで、夕方頃にまた一台一台下ろしているという…。

なんのためにそこまでするのかも何もかも神経わからんかった。
ただただ怖かった。

そしてね、その後、Ａさんの旦那さん自殺したの。
理由は知らない。
私もさすがに引っ越したよ。広い庭で犬も飼いたかったしね。

今でも、どんな怪談よりもＡさんの話が怖いし神経わかんない。