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【思いっきり笑って】「助けなさい」「助けて」「あんたの母親でもあるんだから」「子供だけでも」

   


224: 名無しさん@おーぷん 2018/02/18(日)19:41:27 ID:tOW
まじめに働きアリやっていると人生いいことも沢山あるな、とキリギリスを見てて思う。
自分語りの長文なので、煩わしいと感じる方は回避してください。


20歳で結婚して、翌年から四人の子を授かった。
夫は5歳年上で、私たち夫婦は今風に言うDIY好きが集まるサークルで知り合った仲。
そんな私たちは結婚と同時に夫の祖父から空き家になっていた超激安中古物件を売っていただいて、今もセルフでリフォームしている。
子供たちが幼かったころは手形とか足形をとって庭のタイルに嵌め込んでみたり、長男が小学生の図工で作った「だいぶつ」(見た目お地蔵さん)を玄関先に設置してみたり、露天風呂作ったりと、好き勝手にやってる。
私自身元大工で、サークル仲間にも本職の方や引退した大工の方がいて、お知恵を拝借することもある。

平凡に楽しく暮らしていたけど、私にはじめて癌が見つかったのは30の時だった。
以来、治療→再発→治療→再発と繰り返しながら育児をし、少しでも治療費のタシにしたくて在宅仕事ができる資格をとって在宅仕事をやるようになった。
癌治療は辛いことも山ほどあるけど、夫も子供たちも精一杯支えてくれたし、
(家族を残して死にたくない)
って必死に頑張ってきた。




そんな私たち家族を思いっきり笑ってくれたのが母と姉。
嘲るって言葉が現代でも使われる言葉だと、あの人たちを見ているとわかる。
実家の父は私が中学の時に亡くなり、生前はそれなりに裕福だったけど、貯めるより使うほうが好きな母と姉が遺産を食い潰し、学費が続かなくなった私は高校を中退した経歴がある。

結婚も早かったし、家庭菜園やったりボロ屋をちまちま自分たちで改造したりしているから、お金がないと思われていたんだろう、母と姉には結婚した当初から
「学のない貧乏人は働きアリで一生が終わる」
って言われてきた。
「高校も卒業できず、大工なんかやってる惨めな子」
って馬鹿にされてきたけど、私が中退したのはこの二人のせい。
高校中退して最初の妊娠をするまで大工していた。
おかげでDIYにめざめたし、夫にも知り合えたが。
玉の輿とやらに乗るのが
「賢い女の生き方だ」
って耳にタコができるほど言われてきた。

この人たちは、自分の娘・妹である私が癌だってわかったときに、わざわざ病院に来て
「香典の前払い」「死んでも連絡して来なくていいから」
とか言うような香ばしい人たち。
口を開けば「貧乏人」とか「乞食」とか、人を馬鹿にする言葉しか言わないから好んで会う理由もなくて、距離を理由に極力関わらずにきた。

その姉は念願だった玉の輿とやらに乗った。
けど、相手が20歳以上年上だったことやあからさまに財産狙いの姉を、男性の連れ子(一番上が私と同い年)やウトメが快く思うはずもなく、ほぼ召使いとして扱われてきたそうな。
で、つい出来心で若い男と浮気。
妊娠が原因で即バレして無一文で追い出された数年後、母に痴呆がはじまったそうだ。
姉は八方ふさがりでどうしようもなくなって
「助けなさい」
と連絡がきた。
痴呆の母と高齢出産した子を抱えて
「色々苦しい」
そうだ。
子守りと介護要員と労働者として使ってくださる気なのか、うちの子を
「寄越せ」
と言ってきた。
何度も掛かってくるから、私が通院して不在で長男が電話に出た時に
「アリとキリギリスの話知ってる?
怠け者のキリギリスは冬を越せなくて死んじゃうんだよー。
昔、お袋に寄越した香典、返すね。
うちのお袋、生きてるしー」

と言ったそうだ。

後日、怒り狂った姉から鬼電かかってきて
「どういう躾をしているんだ」
って言われたけど、ふつうに答えた。
「『病室に香典前払いしに来るような人とはたとえ血がつながっていても関わるな』って教えてあるよ」
って。
そしたら今度は泣き落とし。
「姉妹なんだから助けて」
とか、
「あんたの母親でもあるんだから」
とか、
「4人もいるんだから1人増えたって世話できるでしょう、子供だけでも引き取って」
とか言いだした。
直接会ったことがないから判断できないけど、どうも甥は池沼の傾向がある模様。
単純に躾がなっていないだけかもしれないけど、素行がたいへんよろしい様子。
甥の暴力がひどいみたい。
全部お断りして、
「死んでも知らせてこなくていいから」
と言っておいた。
以後見知らぬ番号ごと着信拒否した。
(幸薄い老後だろうな)
と思うけど、散々働きアリだって馬鹿にされたので、キリギリス様を養う気なんてない。


我が家は今、長男と長女が結婚して孫フィーバー中。
子供たちが小さかった時にとった手形と足形の近くに、孫の手形と足形をとった。
長男のだいぶつは今も玄関前に鎮座しているんで、毎朝家族で拝んでる。
発癌以来、諦めたこともたくさんあるけど、家族を見ていると
(生きててよかった)
と思うし、
(働きアリでよかったな)
と思う。



鳴く虫ハンドブック—コオロギ・キリギリスの仲間



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