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妊娠中、私の命かお腹の子の命かを選ばなきゃいけない可能性があった時に私がぼーっと考えてたこと

   

今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その19
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1498735507/


794: 名無しさん@おーぷん 2017/09/11(月)18:30:32 ID:bmh
もうかなり昔のはなしだけど、
リアルで言えるものではないから吐き出し。

妊娠中出血が止まらなくなった時期がある。
原因究明のための内診で子宮に腫瘍らしきものを発見。
出血はそこからだった。
「この出血に赤ちゃん関係ないよ。元気だよ。
 でも今からこの腫瘍らしきもの、
 検査に回すけど悪性腫瘍だったら赤ちゃん諦めなよ。」

医者という立場上当然なのだろうけど本当にサラッと言われた。

そして私も「はあ...」と間抜けな声しかでなかった。
ドラマとかで見るような「私はどうなってもいいから赤ちゃんを!」
みたいな台詞なんて思い付きもしやしなかった。

ただ頭の中ではボーっと産めないの?
既にお腹も出るくらい成長してるのに?とか、
なんとかならんのか?なんて考えてはいた

それから検査結果が出るまでの間
夫や双方の両親から"ガンだったらすっぱり諦めなさい。
 堕胎しても誰も貴方を責めない"って内容で諭され続けた。

私は無理して生みたいとか
危険なら産みたくないとか一言も言ってなかったんだけどね。
普通に嫁を、娘を大切にしてくれてるからこその発言だろうし、
私もどうしていいのか判断なんて出来なかった。

ただ他者に判断を委ねたら堕胎の一択しかないことが私には恐かった。
自分で考えられもしないくせに何いってんだだけどねww
結局検査結果はガンじゃなかったし、
普通に元気な女の子を出産してすくすく育っています。


ただ今になって思うのは
その時母親である自分すら子供と
自分の命を天秤にかけていたことが衝撃的だなあと。
まだ見ぬとは言え母親は妊娠してるときから
親になるっていう母性神話も私にだけは通用しなかったみたい。

あの時私は何も言わなかった。
おろしたいとも言わなかったけど、産みたいとも言えなかったんだよなって。
書いててよくわからなくなっちゃったけど、娘のことは愛してるし大切だよ。


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